投稿日:2018年01月05日
「学校給食に福岡市内産のお魚を」
私は先の福岡市議会12月議会において、この事について質問をさせて頂きました。
私が議員になって以来、機会がある度に訴えていたことです。
みなさん、ご存じなかったかと思いますが、今まで地元で獲れたお魚を学校給食で提供されたことはありませんでした。
大きな理由として、小中学校あわせて12万食になる学校給食において莫大な量のお魚を確保するだけでも困難であり、またそれを加工し、その後、調理をしなくてはならないという過程的に難しい、それと予算的にも厳しいというのが、地元産のお魚を給食に出せなかった理由でした。
議会の先輩たちが永年に渡り委員会で発言し、市長をはじめ、農林水産局、教育委員会がその思いをしっかりと受け止めてくださり、そして何より、福岡市漁協、市場関係者の多大なるご尽力のもと、「お魚が美味しいまち、福岡で獲れたお魚を地元の子ども達に食べさせてあげたい!」というみんなの切なる思いが、実現します。
今回はぶりの切り身を使って、「福岡産ブリの照り焼き」を1月12日~15日に市内全中学校に出される予定です。
お魚離れが進んでいる日本の食文化の中で、お魚が美味しいと国内外に有名な福岡市の子ども達に地元で獲れた新鮮で美味いお魚を食べえもらえることは、生産者はもとより、福岡の水産業界関係者にとって喜ばしいことだと思います。
今回はブリでしたが、福岡にはまだまだ美味しいお魚は沢山ありますので、年数回でもいいので、引き続き学校給食において地元産の海産物を提供していけるよう尽力致します。
※写真は、今朝は、長浜鮮魚市場にて午前2時50分より初市式、9時からはの賀詞交歓会でした。