投稿日:2016年08月05日
8月1日~3日、福岡市議会第3委員会の出張に行ってまいりました。
1日目は横浜の中央卸売市場の視察をしました。
今年、リノベーション事業を行い、荷揚げから出荷まで温度管理をして、鮮度と安全性を重視したコールドチェーンに特化した市場でした。
長浜の鮮魚市場とは造りが違うので、全て参考にはならないのでしょうが、場内は一定温度管理され清掃も徹底しており、臭いもありませんでした。
見習うところは沢山あると思います。
現地職員に質問攻めをしたので、何者やと思われたでしょうが、いい勉強をさせてもらいました。
夜のうちに新潟に新幹線で移動し、
2日目は新潟市役所にて、国際戦略特区の農業特区についてレクチャーを受けました。
福岡市の雇用特区と同様に様々な規制緩和が行われています。
市の45%が農地であるにもかかわらず、耕作放棄地がほぼ無いとの事でした。
農業施設や機器に対しての補助や新規就労者支援など、福岡市も見習うところが沢山ありました。
そして取り組みの一つである農家レストランを視察、お昼も頂きました。
市内3カ所あるレストランの内、今回お邪魔したレストランは酪農家が経営をされ、和牛をメインのメニューで年間23万人訪れる人気スポットとなっております。
お肉だけでなく、チーズやジェラートなどの乳製品も販売しています。
一次産品を加工、商品化する事により付加価値が高まり生産者所得の向上に繋がる素晴らしい取り組みだと思いました。
その後、バスにて4時間かけて富山市に移動。
3日目は富山市が取り組む温泉熱を利用したえごまの栽培施設を視察をしました。
最近ブームのエゴマ油と食用の葉を生産しているそうです。
年間60万枚の葉を生産し、醤油漬けや味噌漬けにしたり、生食用も出荷しているそうです。
この事業も6次産業化の成功例ではないかと思います。
因みに5時過ぎの便で小松空港から帰る予定が、飛行機に不具合が発生して、7時半の便に変更せざる負えず、9時過ぎに帰宅。
色々とあった委員会出張でした(^。^)